さらにヘビーレインとなった全日本最後となるJ-GP2の公式予選。セッション序盤は40秒748で井筒仁康がトップをキープ。序盤から中盤に向けて雨はいよいよ激しくなり、タイムはなかなか上がらない。前半を終えた順位はトップが井筒、40秒8で高橋裕紀、星野知也が40秒985、亀谷長純が41秒294、デチャ・クライサーが41秒333で続く。 それでも終盤に入ると雨を攻略したライダーがタイムアップを果たし、続々とトップを入れ替えるパフォーマンスを見せた。亀谷、生形秀之、井筒とトップが入れ替わる中、高橋が39秒787に入れてトップに浮上。しかし、その直後に亀谷が39秒346へとタイムアップ、再びトップに浮上した。チェッカーが降られ、ここまでかと思った次の瞬間、井筒が全計測セクションでベストタイムを更新、38秒382のタイムで見事ポールポジションを獲得した。2番手はこちらも最終周回にタイムアップした生形が39秒004で獲得、3番手に亀谷、高橋、浦本修充、小山知良と続く。