決勝レースの中止が発表された後の公式予選、ハーフポイントが与えられることもあり、各ライダーともセッション中は終始激しいアタックを繰り広げることになった。セッションの序盤から岡本裕生、奥田教介、亀井雄大、佐野優人、古山颯太らが上位につける。セッションが進むに連れて、國峰啄磨や小山知良、上原大輝らのライダーも周回毎にタイムを上げ順位を入れ替える激しい展開に。
奥田が41秒137でトップをキープし、亀井、上原、岡本、序盤から上げてきた佐野勝人のトップ5が41秒台で続き、40分間のセッションは続き折り返しを迎えた。後半に入ってアタック合戦はさらに激しくなり、奥田も40秒に入れてさらにタイムアップを狙うと亀井雄大もそれに続き、終盤にタイムを上げてきた南本宗一郎も40秒877と3番手に食い込んで来た。ランキングを争う小山と岡本もそれぞれにタイムを上げ順位を争った。その結果、奥田が40秒227までタイムを更新して1年振り2度目のポールポジションを獲得した。最終ラップに更にタイムアップした南本が40秒495で2番手、3番手に40秒798で亀井雄大、最終盤に激しく順位を争った小山と岡本は、小山が41秒045で4番手、岡本は41秒084で5番手となった。 |