(FIM PRESS RELEASEより和訳) 2013FIM インターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE) サルディナでの百周年記念大会が着々と準備が進む FIMインターナショナル・シックスデイズ・エンデューロ(ISDE)は、9月30日から10月5日に亘りサルディナ・オルビアで開催される。88回目を数えるFIMの最も長期にわたるオフロードイベントは、1997年以来、イタリアに戻った。今回はサルディナで地中海では2番目に大きな島での開催となった。地中海と言えば水晶のように澄んだ海水とまるで絵のように風情のある景色で有名なところで、サルディナはこの百周年記念大会として最も相応しい会場となった。 年々進化し続けているISDEは、世界各国から627名のライダーを迎えることとなった。オリビアという町は、世界エンデューロの町へと、特に港近辺は、エンデューロスポーツにおいてトップライダー達による最も権威ある賞をかけた戦場へと変わった。 ガルーラ地区から、今年のISDEライダー達の6日間に亘る過酷なレースの日々が展開される。毎朝、オリビアの港町を離れ、ライダー達は周囲の山岳地帯に消えていく。サルデナFIMラリーの跡をたどるように、ライダー達は最初の5日間は230kmという距離を走破しなければならない。レースの最後6日目を飾るのはISDEの伝統的なモトクロス競技で、10月5日にテンピオにあるモトクロス場“セルジオ・ブルスキ”で開催される。 2012年のドイツ大会を支配したフランスがFIMワールドトロフィー、FIM ジュニアワールドトロフィー、FIMウィメンズワールドトロフィーの3クラス全てのディフェンディングチャンピオンとして参加する。フランスワールドトロフィーチームには3名以上の世界エンデューロチャンピオンが在籍し、再び完全勝利を目指している。6日間全て勝利した2012年をオルビアで再現することを目指しているが、主催国であるイタリアは、全力を尽くして阻止しようとしている。地元ファンの多大な応援と、また、チームにはFIM エンデューロ2世界チャンピオンのアレックス・サルヴィーニ(ホンダ)を加え、ISDE100周年記念大会の勝利を地元で飾る準備を着々と進めている。しかし、スペイン、アメリカ、オーストラリア、イギリスそしてスウェーデンという強豪も揃い、今年のFIMワールドトロフィーは稀にみる接戦となる。 最上位クラスと同じように、フランスジュニアワールドトロフィーチームもISDEタイトルを維持しようとしている。2012年度FIMエンデューロジュニア世界チャンピオンのマティアス・ベリーノ(フサベル)をリーダーとするフレンチカルテット(4人組)は、イギリス、アメリカ、オーストラリア、そして勿論地元イタリアの強豪たちに顔をひきつらせることになるだろう。地元を知り尽くしているイタリアチームは最もフランスチームへの脅威となるが、イギリスチームにも2013年度FIMエンデューロユースカップチャンピオンのジャミ―・マッカニ―(フサベル)と2013年度FIMスーパーエンデューロジュニア世界チャンピオンのダニー・マッカニ―(ガスガス)を擁しており、イギリスも侮れない。 ウィメンズワールドトロフィーチームは、フランスチームがデフェンディングとしてオーストラリア、スウェーデン、アメリカ、カナダそしてイタリアを相手取り6年連続のISDEタイトル獲得のため奮闘する。第88回となるISDEは9月30日から10月5日までサルディナで開催される。 ― 今大会、日本からは残念ながらワールドトロフィーチームのエントリーはありませんが、クラブチームに4チームがエントリーしています。是非、応援してください。