朝から大粒の雨が落ちる天候の中、全日本最初となるJ-GP3クラスの予選セッションが始まった。当初は霧も深く、40分のセッションでコンディションがどう変化するか分からない中、小室旭がトップに立つと5周目に1分49秒176をマークしてタイムを更新。宇井陽一、白石玲菜、伊達悠太、古市右京らが上位に位置する。中盤、ユースカップの福嶋佑斗が50秒156で2番手に浮上、伊達も50秒926と50秒台に入れて3番手、栗原佳祐、船田俊希らも順位を上げてきた。
セッションの中盤以降は霧こそ薄らいだものの、雨が激しくなり上位陣の多くがピットで待機。終盤にかけて雨が若干落ち着いたタイミングでタイムアタックするライダーが現れ、長谷川聖、中島元気らが最終盤でタイムを更新、それぞれ6番手、9番手にポジションアップした。結局、早々にただ一人49秒台をマークした小室がSUGOではクラス初となるポールポジション。2番手に福島、伊達と続きフロントロウ、宇井、栗原、中島、白石、船田、長谷川の順となった。 |