雨のレースは、#192佐合選手の勝利。
「これは何のレースですか?エンデユーロレースですか?」と、となりで観戦している方に尋ねて聞いたがお客様がいたそうだ。激しい雨と、それで生まれたコース上の川や池、またダートは荒れ、その土がターマックに広がっていた。まさに高速エンデユーロのような状況となっていた。
そのなかでトップに立ったのはPole Positionからスタートの#192佐合(CRF450R / AKB Racing & SAAI Racimg)。それを追うのは#1Yassy松本康(SM450RR / Agip Husqvarna RACIING WORLD with CPsports)、3番手は#5三苫(YZ450F /C.G.PHANTOM モトぼっちRR wirth OPB)、そして#4金児リュータ(SM450RR / チームレアルエキップ Husqvarna)、#101佐々木(YZ450F / DIABLO WADATAKU)が一つの塊となって続く。
ラップを重ねるごとに#192佐合と#1Yasssyの2人が後続を引き離していく。今回もこの2人の戦いとなった。雨は多少弱まったものの今度は深いガスがコースを覆い視界は最悪。100m先は何も見えない。
雨とは思えない切れた走りで#192佐合が前に出ると、13秒台のベストラップを更新しながら追いかける1Yassy。まさに死闘となった。
が、その追いかける#1Yassyが1コーナー侵入でオーバーラン。素早いリカバリーでコースに戻る。が、ここで勝負はついた。#1Yassyはなんとか2位をキープしたものの#192佐合の姿は見えないほど遠く離れていた。
その後も#192佐合は豪快なライディングでトップを快走し、チェッカー。今期2勝目を上げた。強い。
2位は#1Yassyこと#1松本選手、3位は猛追する#4リュータ選手を振り切った#5三苫選手が入った。#5三苫選手は入賞の常連だが、proクラスでの表彰台は初。おめでとうございます!
moto1 pro class
悪条件のなか強さを見せ今期2勝目を上げた勝利をあげた#192佐合潔選手+CRF450R(AKB Racing & Saai Racing)。 |
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13秒台を連発し#192佐合選手を追い上げるも、2位となった#1Yassy松本康選手+SM450RR(Agip Husqvarna RACING WORLD with CPsports)。 |
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3位は#5三苫進選手+YZ450F(C.G. PHNTOM モトぼっちRR with OPB)。 |
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「スーパーモタードとMOTO1をもっと盛り上げていきたいと思っています。これからもいいレースをしますので、ぜひ見に来てください。応援ありがとうございました!」と勝利のコメント。#192佐合選手 |
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3位の#5三苫進選手。他クラスでは何度も表彰台に立った三苫選手だが、moto1proクラスでは初めての表彰台。おめでとうございます! |
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4位には#4リュータ金児選手(SM450RR / チームレアルエキップ Husqvarna)が入った。 |
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チェッカーを受け、腕を突き上げその勝利を喜ぶ#192佐合選手。佐合選手のこういうシーンは見たことがない、それほどにうれしい勝利。Racing)。 |
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2勝目を上げたAKB racingのみなさんと佐合選手。おめでとうございます。 |
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